基板の修理・補修・保全 がビジネスになるのか?
- 2016/7/6
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日経テクノロジーにこんな記事が出ていました。
2015年5月の記事です。
基板の修理がビジネスになるのか?
米国のプリント基板業界、実装業界は、2001年のITバブル崩壊のあおりを受けて、大手メーカーの国内量産工場がほとんど閉鎖されるまでに追い込まれました。しかし、全ての米国内のメーカーがなくなったわけではありません。
(中略)
基板の修理といえば、日本では暗いイメージで、基板メーカーや実装メーカーが、必要悪的にサービスしている感じがしますが。CTCでは独立した事業として手掛けているのです。
by 日経テクノロジー
記事の 「基板の修理といえば、日本では暗いイメージ」 なんて、とても偏見にしか思えませんが、暗いイメージなんでしょうね。
とりあえず、イメージは暗くてもなんでもいいのですが、ビジネスにならないと困ります。 基板補修研究会に集まっていただいている技術者・メーカーの皆さんも露頭に迷ってしまいます。
しかし、日経テクノロジーのこの記事では、良いことが書いてありますね。
しかし、多様な基板の不良に対応して、解析と修理を行うには、それなりの経験と技能が必要になります。そのための要員を抱えることができないメーカーと しては、CTCのような専門家に委託することになります。ニューイングランドには、このようなエレクトロニクス企業が数多くあるので、CTCのようなビジ ネスが成立するわけです。
エレクトロニクス企業が多くあるから基板修理ビジネスが成立する
この理屈が正しいのであれば、設備ユーザーの工場がまだまだたくさん稼働している、この日本でも、 基板修理、補修、保全のビジネスは成立する。
そのように基板補修研究会は考えています。
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