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インサーキット(インサーキットテスタ)での基板調査補修
- 2016/6/25
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インサーキット(インサーキットテスタ) を使っての基板の補修技術例の紹介です。
インサーキット(インサーキットテスタ)では、基板の導通部分 一つ一つにプローブをあて電気的に測定することで、実装部品や、電子基板のパターンの特性を測定することができます。
もちろん、基板の回路図、オンボードの各種電子部品の名称、特性があらかじめわかっている場合は、すべての情報を抽出し、良否判定が可能です。
しかしながら、基板補修研究会が対象としている制御基板は、稼働後数十年経過して、古いことに加え、
- 図面なし。
- 電子部品なし。
- 設計者も居ない
という三重苦の制御基板がほとんどです。
そんな時はどうするか? そのような技術が基板補修研究会には蓄積されています。
たとえば、良品とわかっている予備品(電子部品、制御基板)と、測定したい制御基板との特性比較をとることで、異なる特性の部品を抽出することが可能となります。
特性が異なるということは、部品単位で故障している可能性が非常に高いと想定でき、この特性が異なる部品を新しいものと取り換えることで、制御基板の延命補修が可能となるケースもある というわけです。
このような、100% 補修、修理ができる技術ではありませんが、困っている制御基板の補修、修理ができる確率を少しでも上げていく技術。
そのような、キラリとひかる補修技術が この インサーキット(インサーキットテスタ)の基板補修技術です。
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