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リバースエンジニアリングの手法を使った基板補修実績
- 2016/6/27
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- Reverse engineering, リバースエンジ, リバースエンジニアリング, 基板修理, 基板補修
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基板補修研究会では、リバースエンジの手法を基板補修に適用することを検討している技術者がいます。
リバースエンジニアリングとは・・・
リバースエンジニアリング(Reverse engineering)とは、機械を分解したり、製品の動作を観察したり、ソフトウェアの動作を解析するなどして、製品の構造を分析し、そこから製造方法や動作原理、設計図などの仕様やソースコードなどを調査する事である。 by ウィキペディア
制御基板補修の分野で「リバースエンジ」「リバースエンジニアリング(Reverse engineering)」は、現物の制御基板をよく調査して、基板の図面を作成する技術のことを言います。
基板補修研究会で扱う制御基板は、稼働後数十年経過して、古いことに加え、
- 図面なし。
- 電子部品なし。
- 設計者も居ない
という三重苦の制御基板が多いことはすでに紹介いたしました。
この「図面なし」 の制御基板の故障原因を調査し、補修・修理するためには、外観上不具合のある部品だけの取り替えでは、補修・修理を完了するには難しいケースが多くあります。
このような場合、現物から回路図を作成して信号の状態を確認することで、不具合のある回路を推定し、補修・修理を行います。
リバースエンジ、リバースエンジニアリングを使った基板補修により、補修、修理完了できる確率がぐぐっとアップすること間違いありません。
しかしながら、制御基板のパターンから回路図を作成するのは至難の業。補修・修理の分野では、いくらでも時間(=コスト)をかけてでも修理したいという基板ではないため、効率的な調査が求められます。
さらに悪いことに、基板のパターンは、2層、3層と積層されている場合も多く、外観だけでは調査も難しいケースがほとんどです。
このような、非常にハードルの高い リバースエンジ、リバースエンジニアリングを使った基板補修の技術に挑戦するのも 基板補修研究会の役割です。
「部品取り換えだけでは補修できない制御基板を何とかしたい」 そのようなニーズに基板補修研究会はお応えできるかもしれません。メールで一度ご相談ください。
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