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74シリーズに代表されるロジックICがなくなる日が来る・・・・
- 2016/7/11
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「標準ロジックが買えなくなる日」-半導体メーカーの動向を探る-
小規模な論理回路を 1 パッケージに収めた集積回路(IC)である標準ロジック(汎用ロジック)。ロジック・ゲートやアナログ・スイッチ、シフト・レジスタ、マルチプレクサ、バス・スイッチなど、さまざまな製品の種類がある。その歴史は古く、1960 年代の初頭から製品化が始まった。
(中略)
この標準ロジックにいま静かなる危機が訪れようとしている。それは、「製造中止」という危機だ。一部の製品の生産を終了して、電子機器メーカーへの供給を止める半導体メーカーが現れ始めている。 by TI
本当に「74シリーズ等のロジックICが買えなくなる日」が来るのでしょうか。
一概に、そんなことはない・・・ と完全に否定できないところが恐ろしいところです。 制御基板、プリント基板に30年付き合ってくると、「製造中止」「販売中止」のICなんて、腐るほどあるんだ と認識させられます。 いくら汎用的に使われているロジックICでも、同じ運命かもしれません。
半導体の業界では、一時期たくさん作ったICは ある程度の量を製造すると、その後、製造ラインはウェハーのプロセスも代わり、他のICを製造するラインに生まれ変わります。
そして、もともと製造していたICは二度と製造されなくなる。。。。
このようなシリコンサイクルで世の中の半導体業界、IC業界は回っているようです。
入手できなくなったICには、まったく同じ設計のICは手に入らなかったとしても、よく似た特性のICは探せばあります。
一つのICで実現できなかったとしても、複数のICを組み合わせることで、同じ特性を実現できたりすることもあります。
基板補修研究会では、このような、入手できなくなったICについて、部品レベルでの代替え化にもトライしています。
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