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PC基板・プリント基板のオンボード上でのトランジスタ良否判定技術
- 2016/11/27
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- PC基板, インサーキット, インサーキットテスタ, オンボード調査, トランジスタ, プリント基板, 基板修理, 基板補修
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ドライブ装置等のアンプ系のPC基板、プリント基板には、トランジスタが複数個配置されています。
このようなPC基板、プリント基板の不具合調査では電解コンデンサ等の消耗品だけでなく、トランジスタの良否判定も必須です。
PC基板、プリント基板上の部品の良否判定調査は、オンボードでは接続回路の信号が邪魔になり、正確な部品の良否判定は難しいと考えられています。
正確は部品の良否判定は、部品をPC基板、プリント基板から取り外す必要があり、それには熱を加えて基板から取り外す作業が必要です。しかしながら、古い基板では、同一規格のトランジスタの入手が難しい場合もあり、貴重なトランジスタに熱を加えることで故障させてしまうリスクは極力避けたい と考えます。
そこで、基板補修研究会では考え、テストを繰り返すことで、ようやく使える技術を開発しました!
オンボード上でのトランジスタの良否判定技術を開発
このホームページでもご紹介させて頂いている、「インサーキット」を使い、接続回路の信号影響を極力排除する技術により、トランジスタの正規データーと部品のデーターを比較、状態の悪い部品を抽出することに成功しています。
左が良品と判定された部品 右が不良と判定された部品
まだまだこの技術を活用できるPC基板、プリント基板は限定されていますが、修理技術を広げる技術が開発できたと自負しております。
電動機制御をはじめとするパワー系ドライブ装置のPC基板、プリント基板補修、不具合調査に活用していきたいと考えています。
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