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メルセック 接点出力基板 AY13基板の不具合調査でのインサーキット活用事例
- 2017/4/28
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メルセック Aシリーズ リレー出力基板 AY13基板の不具合調査を実施しました。
<AY13>
概要 | 接点出力:32点 DC24V/AC240V 2A/1点,5A/1コモン 応答時間:12ms
8点1コモン 38点端子台 |
販売状況 | 生産終了 |
生産終了日 | 2008年9月 |
調査の結果、接点出力32点のうち、一部の出力がされていない状態が判明。リレーが動作していないようです。
電源系の不具合が非常に疑わしいですが、基板表面を見ていただいてわかる通り、部品点数が非常に多く、手作業での配線調査を実施するには非常に時間がかかることが想定されました。
そこで、これまでも基板補修研究会でご紹介させていただいている、「インサーキット(サーキットテスタ)」を利用したプリント基板のパターン健全化調査を実施しました。
パターン調査の結果、コンデンサ部品の真下に当たる配線部分に不具合あり との判断。部品を取り外した結果、「電解コンデンサの液漏れ」と「液漏れによるパターン腐食(断線)」が確認できました。
ここまで不具合箇所が判明すれば、補修パターンはこれまでも経験しているものです。
このように、インサーキット(サーキットテスタ)を使用することで、これまで手作業の調査ではなかなか時間がかかってコスト的に難しい補修も比較的効率的に実施できる可能性があります。
これまで、補修業者見積もりがあまりにも高価のため修理をあきらめていたプリント基板も基板補修研究会では納得いただける価格・時間で補修できる可能性があります。ぜひ一度問い合わせください。
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