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- 光素子(LED類)取り替え補修実例
- 光素子の劣化による基板の故障
制御基板上には、さまざまな光素子が搭載されています。
- ・回路間の絶縁を目的としたフォトカプラ等のインターフェース素子
- ・光通信を目的とした光モジュール類
- ・光の発光、受光による制御を目的とした素子類 等
これらの素子の共通は、「発光もしくは受光の効率」が時間とともに劣化するということです。
レーザー素子、LEDの劣化イメージ (Gradual が自然劣化カーブ)
電解コンデンサの取り替えのすすめ でも紹介いたしましたが、光を扱う素子も時間とともに劣化することが明確なので、長く制御基板をお使いのユーザー様にとっては、予防保全的に取り替えを検討すべき部品の一つです。
しかしながら、光を扱う素子は、代替え部品が容易に入手可能な電解コンデンサと異なり、特性の異なる素子は適用できません。
さらに、モジュール類となると、光素子だけではなく、健全性や信号エラー回避のようなロジック回路も一つのパッケージとなっているため、まったく同じ部品を調達できなければ、取り替え補修は夢物語になってしまいます。
基板補修研究会では、このような光素子の補修、修理の技術についても、日々研究を重ねています。
- ・光素子の特性解析
- ・同型素子の調達ルートの探索 (特に海外ルートでは、類似特性素子の開発チームもあり)
- ・モジュール類の回路調査
もし、光通信エラー等 光素子、デバイス系の故障でお困りの場合は、基板補修研究会がお役に立てるかもしれません。
一度、メールでご連絡ください。
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