はじめまして。　「基板補修研究会」です。

「基板補修研究会」は、基板の補修・修理・保全の分野で産業界に貢献いたします。

現在、日本は産業の空洞化が著しいと言われています。
この空洞化の大きな要因の一つは、生産コストの問題です。

長年、日本で生産していたあるユーザーのオーナー様。生産設備の故障が頻発していたある日、考えました。

「この装置も故障が多くなってきた。老朽更新しないといけない。
どうせ同じ金の設備投資をするなら　より人件費が安い海外へ進出しよう！」

まさかこんな安易に、海外進出を考える企業はないと思いますが、
多かれ少なかれ、高度成長期の建設ラッシュで作ってきた設備の老朽化の問題。
その老朽設備の更新を目的とした設備投資によるコストアップが産業の空洞化を進めていることも容易に想像できます。

このような設備投資を少しでも遅らせ、生産設備・装置を延命するため、世の中ではさまざまな補修技術、手法が試されていると聞きます。

しかしながら、どの企業様も困っているのは、電気部品。その中でもブラックボックス化しやすい制御装置の老朽化に困っているユーザー企業様が圧倒的に多いです。

実際、制御装置が故障。原因がわからず、全設備をリフレッシュせざるおえない　などという、冗談のような話も現実に起きています。

一方、日本には、ブラックボックス化した制御装置の中枢である、制御基板の補修、修理、保全の技術があります。
しかしながら、その技術は、あまりにもニッチな技術がゆえに、多くの産業、設備を使って生産しているユーザー企業様の目には届きにくい。

このような背景から、「基板補修研究会」は、基板の補修、修理、保全の技術と生産設備の老朽化でお困りのユーザーの企業様の橋渡しを目的として設立されました。

日本国内の生産設備を保有するすべての皆さまのコスト競争力の確保。
これにより、日本の産業の空洞化を防止し、雇用を確保する。

このようなコンセプトを最終目的として「基板補修研究会」は活動していきます。