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- スキーリフトの検出アンプの補修が完了しました!
スキーリフトの検出アンプの補修が完了しました!
- 2017/3/3
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- A62LS-S5, MELSEC, Melsec-A, Melsec-Aシリーズ, スキー場のリフト, 電解コンデンサ
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昨年、11月初旬に補修依頼を頂いた「スキー場のリフト 駆動装置検出器」の続報です。
アブソコーダーアンプ A62LS-S5 の不具合補修が基板補修研究会へ依頼された業務でした。
まずは、A62LS-S5の内部から確認していきます。
PC基板の外観は、このような 設定器が全面に配置されている、通常のI/O基板よりも横幅のある基板(2スロット占有の基板)になっています。
内部は、このように2枚のPC基板から構成されています。
現象については、低速時に主に発生する(ようだ)ということから、一定確率での不具合発生 と、リセットで通常運転になるケースがある。ということを重要視して、部品不具合ではなく、部品の性能劣化では? というアプローチで点検・補修を進めてきました。
これまでも、このホームページで紹介させていただきましたように、PC基板の主な劣化部品は「電解コンデンサ」ですので、電解コンデンサの部品取替え(7か所)を主な補修作業とし、これ以外にも信号系を確認しながら部品取り換えを実施しました。
補修後、依頼先のスキー場へ持ち込み、予備のアブソコーダー(検出器)との組み合わせテストを実施。無事に動作することが確認できました。
今後は、アフターフォローと他のPC基板についてもO/H等ご検討いただくこととなっております。
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