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制御基板、プリント基板のコーティングについて
- 2016/6/29
- 制御基板の予防保全技術
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基板補修研究会がおすすめする制御基板の予防保全技術に 表面の樹脂コーティング があります。
- 腐食性ガスの濃度が高い場所での制御基板の使用
- 水、油等の飛散の可能性がある現場に配置する制御基板 等々
通電する制御基板には悪い影響のある現場がたくさんあります。 そんな現場に、制御基板をそのまま設置するのは故障の元!
特殊仕様で購入する設備の制御基板には、あらかじめ樹脂コーティングされている場合が多いですが、汎用機器を使うとコーティングがない場合もありますね。
そのような制御基板を現場で使用するときには、ぜひ樹脂コーティングをお勧めいたします。
Google にて 「制御基板 コーティング」 と検索すると、さまざまな会社(樹脂メーカー)のコーティング剤が販売されています。
基板補修研究会では、どの樹脂コーティングがいいのか?についても 技術者間で意見が分かれるところです。
いろいろお試しいただいて、最も使用環境にあったコーティング剤をお使いください。
さらに、ひどい環境で使用する場合は、 樹脂モールド という手法もあります。 パッケージそのものを樹脂で固めてしまう技術です。
振動が大きい現場にも有効な技術ですが、基板上の素子の発熱効率が下がる可能性があるため、寿命部品が短期で痛む可能性も否定できません。
現場の状況をよく考えてお使いください。
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